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継続は力なり!心理的安全性を高めるための取り組み

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こんにちは、フロントエンドエンジニアの柳田です。

今までは、技術的なインプットが大半を占めていたのですが、半年前くらいから組織づくりについてのインプットを意識して行うようになりました。(技術的インプットが減ってきているので、がんばらないと…!)。

最近読んでいる本で、心理的安全性の大切さを改めて感じたので、今回はその本の紹介と、弊社で行っている心理的安全性を高める取り組みをご紹介したいと思います。

最近読んでいる本

最近、私が読んでいる本は、産業・組織心理学者の山浦一保さん著の『武器としての組織心理学 人を動かすビジネスパーソン必須の心理学』です。

組織心理学とは

組織のトラブルの原因を突き止め、うまくいっている集団に共通する「リーダーシップ」や「人間関係」を明らかにする学問

だそうです。

組織とは色んな能力のメンバーが集まっていて、個々のメンバーの能力を最大限に引き出すことはなかなか難しいことです。

リモートワークになり、今まで当たり前だった働き方から大きく変わった今、それはより難しくなっています。

この本には、組織をまとめるマネジャーの立場の人たちに、組織心理学の観点から組織のパフォーマンスを高めるためヒントが多く書かれてあります。

心理的安全性が高いことで組織はどう変わる?

この本の中では、心理的安全性とは下記の意味で展開されています。

個人がリスクテイクしても大丈夫な職場だと信じているということ

よく、心理的安全性の意味を「組織のメンバーが仲良しであること」という内容と捉えがちですが、そうではありません。

組織のメンバーが「失敗しても大丈夫!」「成功するか不安だけど、何かあったとしても助けてくれる!」と感じられるような環境であることが、本当の心理的安全性なのですね。

ざっくりとした要約になりますが、心理的安全性の高い・低いというのは、

  • 上司やメンバーとの良好な関係性
  • 職場が支援的であること
  • 学ぶ姿勢を持った個人や組織であること

の3点が影響・関与しており、このような状況が充実した環境になることで、メンバーは「意見を言ってもいいんだ!」「失敗しても良いんだ!」と安心感が生まれ、組織のパフォーマンスの向上につながっていく、といった内容でした。

この本を読んで、心理的安全性の大切さを再認識することはできましたが、心理的安全性を良くするための施策を実行しすぐに改善するということは、なかなか難しいものです。

ですが、弊社には心理的安全性を高くするべく、様々な施策を企画・実行するチームがいるのです。

We are Creative Team

エンジニアが所属しているクリエイティブチームの心理的安全性向上を目的として【We are Creative Team】、略してWCTというチームが存在しています。

このチームの前衛が、以前このテックブログでも紹介した【雑談会】を行っていた集まりになります。

現在は、私を含めた5名で定期的に様々な施策を展開しています。

今回は、WCTが定期的行っている施策を一部ご紹介します。

Creative Night

4月・8月・12月の年3回開催している、クリエイティブチームの交流会になります。

全員リモートワークなので、バーチャルオフィスを利用しての開催になります(クリエイティブチームでは普段からバーチャルオフィスを利用して業務を行っています)。

多くのメンバーと話をできるように、時間を決めてメンバーをシャッフルしたり、ミニゲームなどを盛り込んで行っています。

特に4月は、新年度で新入社員が入ってくる時期でもありますので、大々的に行います。

ちなみに去年は、参加者みんなで同じ食事を食べながらの会でした。

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2021年4月のCreative Nightの様子

Bar Creative

毎日業務終了後にオープンする、コミュニケーションの場になります。

普段のバーチャルオフィスとは異なる環境で、読書会やもくもく会、期間限定で他事業部も巻き込んで交流会など、雑談してもよし、勉強会してもよし、な自由なスペースとなっています。

ウィンセッション

ウィンセッションは、エンジニアチームで現在試験開催中のものになります。

ウィンセッションとは、メンバーのがんばったことを発表しあい、お互いに褒め合う会のことです。

月に2回、金曜日の終業時間前に集まり、1週間で取り組んだことやがんばったことを振り返りながら、他メンバーに共有します。

今後、クリエイティブチーム全体で開催することを目標としています。

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ウィンセッションの様子

最後に

皆さん、いかがでしたでしょうか?

もちろん、WCTだけでなく各職種チームでも、心理的安全性を高めるための施策を行っています。

このような施策は、一度行って終わりではなく、定期的に実行してこそ効果が出てくるものです。

少しずつではありますが、組織のパフォーマンスを最大化すべく、組織全体で心理的安全性の向上に取り組んでいきたいと思っています。

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