こんにちは、フロントエンドの柳田です。
コロナ禍で完全リモートワークになっている中、LT会や勉強会など、Tech事業部全体で業務以外での取り組みが増えてきました。
それと同じように、事業部内の各チームでも様々な取り組みが増えてきています。
フロントエンドチームは、5月時点で4つのチーム(1チーム辺り2〜4人)で構成されていて、各チームで色々な取り組みが行われています。
今回は、私のチームでスタートしている新企画について、お話させていただこうと思います。
新卒研修のフィードバックから生まれた新企画
私のチームでは、今年度から新卒が1名配属されており、チーム全体で新人向けの技術研修を行っています。
コーディングを学んでもらうには、他人のコードにたくさん触れ、かつ自分で色んなコードをたくさん書いてもらう機会を増やしたほうがいいと考えていたのですが、その中で「先輩たちがコーディングしている様子を見せるのはどうだろう?」という話があがりました。
見せる方法は様々な方法がありますが、せっかくならみんなで楽しくコーディングの勉強がしたいという気持ちもありました。
一人が何かの課題をコーディングして、それを見ながら他のメンバーでガヤガヤ話をするのも楽しいかも…もしくは制限時間を設けてみんなで一斉にやってというのも面白いのでは…?
などとチーム内で話が盛り上がり、天下一コーディング武道会という名のリアルタイムコーディング大会が爆誕しました(名前は某アニメから拝借して、メンバーの一人が命名してくれました)。
概要
現在は、下記のような形で進めています。
- 軽めの課題をコーディング(15〜20分)
- 各メンバーのコードを見ながらディスカッション(15〜20分)
コーディングに時間を要してしまうと、メンバーが業務以外の作業に集中してしまうことになるため、課題のボリュームは、1つのコンポーネント程度に収めています(ボタンやヘッダー、フッターなど)。
時間内でコーディングを進めた後(完成していなくても、時間になったら作業はストップ)、全員のコードを見ながら、
- どういう手順で進めていったのか
- 他メンバーと自分の書いたコードで違うところがあった場合、どういうことを考えてコーディングを進めたのか
など、みんなでディスカッションしています。
開催の様子
記念すべき第1回目は、メンバーの一人が課題を作成してくれて、それを元にコーディングを進めました。
作業中は、マイクをオフにせず「え?ねぇこれ終わる?」「えーここどうやって作ろう…」など、ガヤガヤと話しながら、楽しく(半ば焦りながら)進めていました。
想像以上にボリュームが多く、全員コーディングを完了させることはできなかったのですが、作業途中の状況をみんなで見せ合いながら、実際やってみてどうだったか、どのようにコーディングを進めていったのかをざっくばらんにディスカッションしました。
コードレビューで完成したコードを見ることはありますが、作業途中のコードを見る機会はほぼなかったので、メンバーのコーディング手順や考え方を垣間見ることができました。
参加したメンバーの感想
- こんなに短時間で本気出してコーディングしたのは初めてかもしれない
- マイクオフにする余裕がないくらい焦った
- 頭が真っ白になった…けど楽しかった!
- 20分でできる量は限られているが、その中で「効率よく進めるにはどうすべき?」ということを考えながら進めることができた
- 普段、完成したコードは見ても、作業途中のコードを見ることはほとんどないから、みんながどういう風にコードを書き進めていっているのかを見ることができて勉強になった
最後に
チーム内で企画してスタートした、天下一コーディング武道会。
私自身、なかなかコーディングを行う機会が減ってきていたので、こういう時間を設けて手を動かすことができたことは良い機会でした。
また、「メンバーと一緒に同じものをコーディングして、それに対してディスカッションする」ということが、純粋に楽しく有意義な時間でした。
そして何より、新卒を含めたチームのメンバーが、この企画を楽しんでくれたかつ、少しでも勉強になったと感じてくれたことを嬉しく思います。
まだ、この企画は始まったばかりなので、より有意義なものとなるように、チームでブラッシュアップしていきます。
こんな楽しい企画を行っているチームと一緒に働きませんか?
Wizではエンジニアを募集しています。興味のある方、ぜひご覧ください。